人生の転機 再スタート体験談

【体験談】「もう一度やり直そう」と決めた瞬間に考えていたこと

【体験談】「もう一度やり直そう」と決めた瞬間に考えていたこと

「もう一度やり直そう」

そう決めるまで、正直かなり時間がかかりました。やり直したい気持ちはずっとあったのに、決断できない。考えては先送りして、また同じ毎日を繰り返す。自分でも「何をやってるんだろう」と思いながら、動けない状態が続いていました。

今振り返ると、当時の私は「現状がつらい」というより、決断できないまま止まり続けることに一番消耗していた気がします。やり直すと決めるのが怖い。だから先送りする。でも先送りした分だけ、自己嫌悪が増える。そんなループでした。

この記事では、「もう一度やり直そう」と決めた瞬間に、頭の中で何を考えていたのかを一人称で振り返ります。派手な成功談ではありません。むしろ、迷って、怖がって、足が止まっていた普通の人間が、どうやって「決めた」のか。その過程をできるだけ正直に書きます。

この記事でわかること

  • なぜ「やり直す決断」ができなかったのか
  • 決断を邪魔していた思考パターンと感情
  • 「やり直そう」と決めた瞬間に整理していたこと
  • 決断後すぐに感じた変化(良いこと・微妙なこと)

当時の私に当てはまっていたこと

  • 変えたい気持ちはあるのに動けない
  • 今さらやり直して意味があるのか悩んでいる
  • 失敗するリスクばかり考えてしまう
  • 決められない自分に自己嫌悪している

ひとつでも当てはまっていたら、当時の私とかなり近い状態だったと思います。


なかなか「やり直そう」と決められなかった理由

最初に言ってしまうと、私は「やり直したい」と思ってから決めるまでが長かったです。ここがいちばん苦しかった。やり直したい気持ちはあるのに、決められない。決められないのに、毎日が過ぎていく。その状態が続くと、頭の中がずっとザワザワして休まらなくなります。

変えたい気持ちはあるのに、踏み出せなかった

踏み出せない理由はいくつもありましたが、根っこは単純でした。変えた先でうまくいく保証がないからです。やり直すと決めた瞬間に、全部が良くなるわけじゃない。それは頭ではわかっていました。だからこそ、怖かった。

「やり直して失敗したらどうする?」という問いが、いつも最後に残りました。やり直さなくても苦しいのに、やり直してもっと苦しくなったらどうするのか。そう考えると、結局「今はまだ…」と先送りしてしまう。その繰り返しでした。

失敗したらどうなるかを考えすぎていた

当時の私は、まだ何も始めていないのに、頭の中では何度も失敗していました。たとえば「やり直す=大きく変える」と思い込み、最初からハードルを上げていました。転職、副業、引っ越し、生活の立て直し…全部を一気に変えないと意味がないように感じていたんです。

でも一気に変えるほど失敗したときのダメージも大きい。だから「失敗したら終わり」と感じてしまう。こうなると、動けなくなるのは当然でした。

「今さら」という言葉に縛られていた

もう一つ、地味に効いていたのが「今さら」という言葉です。「今さら変えても遅い」「今さら頑張っても追いつけない」「今さらやり直しても意味がない」。この言葉が頭に浮かぶたびに、心が少しずつ冷えていきました。

でも冷静に考えると、今さらでも遅くても、やらない限り何も変わらない。わかっているのに、感情が追いつかない。だから余計に苦しかったんだと思います。


「このままか、やり直すか」の二択がはっきり見えた瞬間

決断のきっかけは、ドラマみたいな出来事ではありませんでした。誰かに叱られたわけでも、急に大金が入ったわけでもない。むしろ、何でもない日でした。だからこそ、「決断ってこういうものなんだ」と後から思いました。

小さな出来事が考え方を変えた

その日、私はふと「この状態をあと1年続けたらどうなるんだろう」と考えました。未来の成功とか、理想の姿じゃなくて、ただ“今の延長”を想像しただけです。すると、不思議なくらい具体的に浮かびました。

同じ場所で、同じ悩みを抱えて、同じように動けずにいる自分。たぶん、その未来のほうがリアルだった。だから怖かったんです。

「決めないこと」も現状維持の決断だと気づいた

その瞬間、ようやく腑に落ちました。私は「決めない」ことで、毎日を誤魔化していた。でも、決めないということは、実質的に現状を選び続けることと同じでした。

やり直すのが怖い。でも、何も決めないまま年単位で時間が過ぎることのほうが、実はもっと怖い。ここで、頭の中の天秤がひっくり返りました。

どん底の状態から少しずつ立て直した話は、こちらで詳しく書いています。考え方の流れが近いです。
→ 【一人称】人生のどん底だと思っていた時期が転機になった話


やり直すと決めた瞬間、頭の中で整理していたこと

「よし、やり直そう」と決めた瞬間、頭の中が急にクリアになったわけではありません。むしろ、考えることは増えました。ただ、違ったのは“迷い方”です。以前は迷うだけで終わっていたのが、この時は「整理する迷い」に変わりました。

「成功するか」より「後悔しないか」を基準にした

その瞬間に切り替えた判断軸はシンプルです。成功するかどうかではなく、やらずに後悔しないか。ここを基準にしました。

成功するかはわかりません。でも、やらない後悔だけは、すでに何度も味わっていました。あの後悔は、積み重なるほど人を削ります。だから「後悔を増やさない選択」を優先しよう、と決めました。

完璧な計画を立てるのをやめた

それまでの私は「準備が整ってから動く」タイプでした。ちゃんと調べて、ちゃんと計画して、ちゃんとやれば失敗しにくい。そう信じていました。

でも、その“ちゃんと”が、私を止めていました。完璧な計画なんて作れないのに、作ろうとして時間だけが過ぎる。だから、やり直すと決めた瞬間にこう考えました。

完璧に準備してから動くのではなく、動きながら修正する。

この考え方に変えたことで、決断が一気に軽くなりました。

「人生を変える」ではなく「方向を戻す」と捉えた

再スタートという言葉は、響きが大きいです。だから私は「人生を変える」みたいに受け止めて、怖くなっていました。でも本当は、人生を全部変える必要はない。

当時の私は「元の道に戻す」「ズレた方向を少し戻す」くらいでいい、と捉え直しました。こう考えると、再スタートが現実的になります。大きな革命ではなく、微調整の連続。それならできそうだと思えました。


決断の前に何度も失敗した“未満”の体験談

ここからは、決断できるようになる前に、私が何度もやらかしていた「失敗未満」の話を3つ書きます。成功談より、こういう部分のほうが参考になる人も多いと思います。

体験談①:情報を集めすぎて、動けなくなった

やり直そうと決められない時期、私はとにかく情報を集めていました。副業の方法、転職の成功例、稼げるジャンル、必要なスキル。調べれば調べるほど「正解」が見つかる気がしていたんです。

でも実際は逆でした。情報が増えるほど、選択肢が増えて決められない。誰かの成功例を見るほど、自分との差に落ち込む。結局、調べた内容をメモして満足して、何も変わらない。これを何度も繰り返しました。

いま思えば「調べる」は行動のようで、私の場合は逃げでした。決めないための言い訳として、情報を集めていたんだと思います。

体験談②:一気にやろうとして、三日で折れた

ある時は逆に、一気に変えようとして失敗しました。早起き、運動、勉強、副業、家計の見直し…全部を同時に始めようとしたんです。最初の2日は気合でできます。でも3日目あたりで、疲れが出て崩れました。

崩れた瞬間、私は「やっぱり自分は続かない」と決めつけました。そして自己嫌悪が強くなり、再スタート自体がさらに遠く感じました。

この経験で学んだのは、再スタートは気合では続かないということです。続く形に落とす必要がある。これは後で大きな気づきになりました。

体験談③:誰にも言えず、頭の中だけで完結させた

やり直したい気持ちがあるのに、誰にも言えなかった時期もあります。言ったところで変わらないと思っていたし、否定されたら立ち上がれない気がした。だから、全部を頭の中だけで処理していました。

でも頭の中だけで考えると、どんどん極端になります。「今さら無理」「どうせ無理」「やる意味がない」。そういう言葉が増えていきました。相談しないことで、私は自分の中の不安を巨大化させていたんだと思います。


最初に決めた「たった一つの行動」

やり直すと決めた後、最初にやったことは“大きな挑戦”ではありませんでした。むしろ、最初にやったのは「小さく戻す」ことです。立て直しは、派手じゃなくていい。そう思えるようになりました。

やることより「やめること」を決めた

私はまず、消耗している行動をやめました。夜更かし、意味のない比較、反省という名の自分責め。全部をやめるのは無理なので、ひとつだけやめる。これだけでも気持ちが少し楽になります。

「やめる」を決めると、不思議と時間が生まれます。その時間があるだけで、心の余白が増えました。

今日できる範囲だけに絞った

次に決めたのは「今日やることは3つまで」です。これは私にとってかなり効きました。やることが多いほど、人は動けなくなります。だから、あえて少なくする。

小さくても「できた」が積み上がると、自己否定が少しずつ減ります。再スタートに必要だったのは、最初から自信を持つことではなく、自信が戻る環境を作ることでした。


やり直すと決めてから感じた変化

不安が消えたわけではなかった

決断した直後も、不安は普通にありました。「本当にこれでいいのか」と考える日もありました。再スタートは魔法ではありません。決めた瞬間に全部が変わるわけじゃない。ここは誤解しないほうがいいと思います。

それでも「停滞感」だけは明確に減った

ただ、決断前と決断後で明確に違ったのは、停滞感でした。以前は「悩んでいるのに動けない」状態が続いていました。でも決断した後は「不安でも動ける」状態に変わっていった。

成長実感が戻った体験は、こちらの記事も近いです。停滞が長い人ほど、刺さると思います。
→ 【体験談】成長実感ゼロの会社員が再スタートを決めた本当の理由

働き方のリセットが効いた話は、こちらの記事も参考になります。再スタートは「働き方の微調整」から始まることも多いです。
→ 【再現ストーリー】働き方をリセットしたことで人生が好転した実例


今、決断できずに悩んでいる人へ

今すぐ決めなくてもいい

やり直す決断は、焦ってするものではありません。迷う時間があるのも自然です。迷うということは、真剣に考えている証拠でもあります。

でも「考え直すこと」からは逃げなくていい

ただ、考えること自体をやめてしまうと、時間だけが過ぎていきます。いきなり決断しなくていい。でも、整理はできる。今日できる整理は、紙に書くことでもいいし、やめることをひとつ決めるだけでもいい。

伝えたいこと

再スタートは「覚悟」より「整理」から始まりました。

完璧な決断じゃなくていい。後悔を減らす選択を積み重ねるだけで、人生は少しずつ動き始めます。私の場合は、「決める」ことよりも「決められる形に整える」ことが先でした。


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