正直、あの頃の私は「もう終わった」と思っていました。
仕事もうまくいかず、将来の見通しも立たない。
気力だけでなんとか踏みとどまっていましたが、心の中ではずっと不安と焦りを抱えていました。
今になって振り返ると、あの時期は間違いなく人生のどん底だったと思います。
何をしても好転するイメージが持てず、「このまま下がり続けるのではないか」と考える日々でした。
それでも、今はこう言えます。
人生のどん底だと思っていた時期が、結果的に転機になりました。
この記事では、その過程を一人称で振り返りながら、どん底から少しずつ立て直していった“分岐点”をまとめます。
重要
この記事は「一発逆転」や「強い人の成功談」ではありません。
動けないほど苦しかった時期を、どう受け止め直し、どう立て直したかを一人称でまとめた体験談です。
共感チェック(当時の私)
- 何をしても上向く気がしない
- 将来のことを考えるのが怖い
- 頑張りたいのに、気力が続かない
- 周りと比べて落ち込み、自己否定が止まらない
この記事でわかること
- 人生のどん底だと感じていた当時の状態(何が苦しかったか)
- どん底が「転機」になった理由(視点の変化)
- どん底の中で最初にやった小さな行動
- 少しずつ変化が見え始めた過程と、今だから言える学び
人生のどん底だと感じていた当時の状況
何をしてもうまくいかない感覚
当時の私は、頑張っているのに空回りしている感覚が強かったです。
「やればやるほど疲れるのに、結果が出ない」
そんな日々が続くと、心の中に少しずつ諦めが広がっていきます。
いま思えば、外から見たら普通に生活できていたかもしれません。
でも、内側は違いました。
心の中だけがずっと沈んでいくような感覚でした。
「頑張っても報われないなら、何のために頑張るんだろう…」
将来を考えるのが怖くなっていた
一番しんどかったのは、将来のことを考えるのが怖くなっていたことです。
未来を想像すると、不安が増える。
だから考えないようにする。
でも、考えないほど現実は何も変わらず、さらに不安が増える。
このループの中にいると、前向きな行動がどんどん難しくなります。
「もう終わりだ」と思うほど追い込まれていた理由
問題が一つではなかった
どん底が辛いのは、問題が一つではないことが多いからです。
仕事だけ、お金だけ、人間関係だけ──なら、まだ対処しやすい。
でも当時の私は、いろいろな要素が絡み合っていました。
- 仕事がうまくいかない → 自信が減る
- 自信が減る → 判断ができなくなる
- 判断できない → 現状が変わらない
- 現状が変わらない → 焦りと不安が増える
そして、お金の不安が絡むと、さらに身動きが取りにくくなります。
「現状を変えたいのに、変える余裕がない」
この感覚が私を追い込んでいました。
お金の不安と向き合う“考え方の転換”は、こちらの体験談にもまとめています。
読むと気持ちが整理されやすいと思います。
→ 【体験談】お金の不安が消えたのは、収入より「考え方」が変わった瞬間だった
誰にも相談できなかった孤独感
そして、もう一つ大きかったのが孤独感でした。
弱音を吐くのが怖い。
「こんなこと言っても分かってもらえない」と思ってしまう。
気づけば、苦しさを抱え込むのが当たり前になっていました。
でも、抱え込むほど、考えが極端になります。
「もう終わりだ」「自分はダメだ」
そういう言葉が頭の中で大きくなっていきました。
それでも立ち止まらざるを得なかった瞬間
無理を続けられなくなった出来事
どん底の中で、私が最初に変わったのは「考え方」ではなく体の限界でした。
ある日、いつも通りに頑張ろうとしても、まったく動けない。
気力ではどうにもならない感覚に襲われました。
「このままでは本当に壊れる」
そう思った時、ようやく立ち止まることができました。
「このままではダメだ」と初めて認めた
ここが私の中での分岐点でした。
それまでは、「まだ頑張れる」「頑張らないといけない」と思っていた。
でも、初めて「今のままでは無理だ」と認めました。
分岐点
どん底から抜け出す最初の一歩は、強がることをやめて「現状を認める」ことでした。
逃げではなく、立て直しのスタートライン。
人生のどん底が「転機」になった理由
すべてが止まったからこそ考えられた
不思議なことに、全部が止まると、初めて考えられることがあります。
当時の私は、走り続けていたから気づけなかった。
立ち止まって、ようやく「自分が何に苦しんでいたのか」が見え始めました。
「何が嫌だったのか」
「何を我慢していたのか」
「どんな状態なら少し楽なのか」
そういう問いを、少しずつ自分に向けられるようになりました。
これまで見ないようにしていたこと
見ないようにしていたのは、現実だけではありません。
自分の本音もそうでした。
「こうしたい」「こうありたい」という気持ちを、ずっと後回しにしていたんです。
働き方を見直すことで立て直しやすくなった経験は、こちらの記事にも近いです。
→ 【再現ストーリー】働き方をリセットしたことで人生が好転した実例
どん底の中で最初にやった小さな行動
何かを始める前に「整える」ことを選んだ
どん底のとき、「何か新しいことを始めれば変わる」と思いがちです。
でも当時の私は、何かを始める気力すらありませんでした。
だから先にやったのは、挑戦ではなく整えることです。
睡眠、食事、生活のリズム。
いま思えば当たり前ですが、当時は当たり前ができなくなっていました。
いきなり変えようとしなかった理由
どん底にいるときほど、「一気に変えたい」と思います。
でも、一気に変えると反動が来る。
続かない。自己嫌悪が増える。
私は何度もそれを経験していました。
最初の一歩(小さくてOK)
- まずは寝る時間を固定する(完璧じゃなくていい)
- 今日やることを3つだけに絞る
- しんどい原因を一言で書き出す(言語化)
- 「やめること」を1つ決める(消耗を減らす)
本当に小さなことですが、どん底のときほど「小ささ」が効きます。
小さくても「自分で立て直している」という感覚が戻るからです。
少しずつ見え始めた「変化の兆し」
劇的ではないが確実な変化
変化は、ドラマみたいには起きませんでした。
でも、確実に変わっていったものがあります。
まず、気持ちが少し安定しました。
焦りが減った。
「今日だけはやり過ごせる」と思える日が増えた。
この小さな感覚が、当時の私には救いでした。
「前に進んでいる感覚」が戻った
そして一番大きかったのは、停滞感が薄れていったことです。
以前は「不安なのに動けない」。
でも少しずつ「不安でも動ける」に変わっていきました。
停滞から抜け出した話として、こちらも近いです。
→ 【体験談】成長実感ゼロの会社員が再スタートを決めた本当の理由
今振り返って思う「どん底の時間の意味」
あの時期がなければ気づけなかったこと
どん底の時間は、正直つらかったです。
できれば二度と戻りたくない。
でも、あの時期がなければ気づけなかったこともあります。
無理の積み重ね。
本音の無視。
「頑張ること=正しい」という思い込み。
どん底は、そういうものを一度ゼロに戻してくれました。
どん底は終わりではなく「見直しの時間」だった
今なら言えます。
どん底は終わりではなく、見直しの時間でした。
人生を立て直すための土台を作る期間だったと思います。
考え方の土台づくりは、こちらのまとめも参考になります。
→ 【再スタートの土台】副業・人生を変えるマインドの基本と思考法まとめ
同じように苦しい状況にいる人へ
今は「何もできなくていい」
もし今、あなたが苦しい状況にいるなら。
今は、何もできなくていいです。
動けないのは、怠けではなく、心や体が出しているサインかもしれません。
まずは休む。整える。小さく戻す。
それだけでも、立て直しは始まります。
どん底から抜けるための考え方
伝えたいこと
どん底は「終わり」ではなく、後から振り返ったときに「転機」になることがあります。
転機は、派手な出来事ではなく、小さな行動を続けた先に見えるものでした。
今すぐ変われなくても大丈夫。少しずつでいい。
